2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Twitter

無料ブログはココログ

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016.07.19

アーティストin湘南2 田澤茂と石井礼子

Tazawashigeru365hiratsukashibi2016
田澤茂 《365日》1970年 個人蔵

アーティストin湘南2
田澤茂と石井礼子

会期 2016 年7月2日(土)-9月4日(日)
会場 平塚市美術館
    平塚市西八幡1-3-3
    Tel 0463-35-2111
開館時間 9:30-17:00(入場は16:30 まで)
 ※7/16(土)-8/28(日)は18:00まで開館(入場は17:30まで)
休館日 月曜日(ただし7/18は開館)、7/19
観覧料金  一般400(320) 円、高大生200(160) 円、小中学生無料
       ※( ) 内は20 名以上の団体料金
       ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
       ※各種障がい者手帳所持者と付添1名は無料
       ※65 歳以上で平塚市民は無料、市外在住者は団体割引
         (年齢・住所を確認できるものを提示)

主催 平塚市美術館

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

 平塚市美術館は、同館の開館20周年にあたる2011年から、湘南ゆかりの作家を紹介する「アーティストin湘南」を開催し続けている。今年の春から初夏にかけて開催された「アーティストin湘南2 萬鉄五郎×岸田劉生」に続き、今展では、藤沢市辻堂で長く制作した油彩画家・田澤茂(1925-2014)の画業と、田澤が主催した絵画教室で学び、藤沢で制作を続ける石井礼子(1974-)の師弟の作品を紹介している。

  青森県に生まれた田澤茂は、1948年に上京して辻堂に住み、制作を続けた。1953年には猪熊弦一郎に師事して新制作協会展に初入選し、以後、新制作協会展や個展を中心に活動します。故郷の風土に根ざし、神々や妖怪を描いたユーモアと生命力あふれる作風で知られている。

  石井礼子は藤沢市に生まれ、9歳から田澤茂の絵画教室に通いはじめまた。1993年に女子美術大学に入学。在学中から新制作協会展に入選し、2004年には同会の会員となり、出品を続けている。石井の作品は、和紙に割り箸と墨を用いて、身の回りの出来事を題材に私的な風景を描き出している。師弟の自由闊達な作品が楽しめる。

Ishiireikowatashinoshuihirattsukash
石井礼子 《私の周囲(いただきます)》2004年 個人蔵

【関連イベント】
■同館学芸員によるギャラリートーク
日時 2016年7月9日(土)、8月6日(土) 各回14:00-14:40
場所 展示室2  ※申込不要、要観覧券
■ 「絵を見て発見!おしゃべり美術館」
日時 7月26日(火)以降の火曜日 11:00‐12:00 
対象 小学生(保護者参加可) ※申込不要、要観覧券
場所 展示室2
対話型鑑賞ボランティア(ひらビ・あーつま~れ)のメンバーと一緒におしゃべりをしながら作品の鑑賞を行う。1作品15分程度の鑑賞。

横浜市こどもの美術展 Yokohama Children's Art Exhibition 2016

Yokohamachildrensartexhibition2016f

 「横浜市こどもの美術展」は、横浜市民ギャラリーが開館した翌年の1965年から始まった歴史ある展覧会が開催される。

 子どもたちの自由な発想と豊かな表現を育み、健やかな成長を応援することを大切に、50年以上にわたって活動が続いている。

 今年は新たにテーマ部門を設けて「花」というテーマと、自由テーマで子どもたちが描いた作品を募集し、応募された作品をすべてを展示する。

 会期中には、アーティスト・康夏奈(1975年東京都生まれ、小豆島在住)の作品の特別展示や、子どもの演奏会、子どもも大人も自由に参加できる楽しいワークショップが開催される。

横浜市こどもの美術展
Yokohama Children's Art Exhibition 2016

会期 2016年 7月29日 (金) – 8月7日(日)
    ※会期中無休
    10:00-18:00 (入場は17:30まで)
    入場無料
会場 横浜市民ギャラリー
    横浜市西区宮崎町26番地1
    TEL 045-315-2828
    http://ycag.yafjp.org

主催 横浜市民ギャラリー
        (公益財団法人横浜市芸術文化振興財団・西田装美株式会社 共同事業体)
協賛 (株)ヤマハミュージックリテイリング 横浜店
後援  横浜市教育委員会、横浜市文化観光局

JAMAIS VU -未視感-大森 暁生展 Akio Ohmori Exhibition 2016

 彫刻家・大森暁生(1971年生まれ)の個展が、横浜高島屋(横浜市西区)で開催されている。横浜での展覧会は本日(19日)が最終日だが、8月3日から会場を日本橋高島屋に移して同展は開催される。

 大森は、1996年に愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業し、籔内佐斗司のアシスタントとして1995年から2002年まで務めた。

 展覧会名にあるJAMAIS VU(ジャメヴ、未視感)は、見慣れている光景や物事が、未体験のことに感じる言葉(この逆は、déjà vu、デジャヴ、既視感)。作品から未体験の物語が紡ぎだされる。木彫やブロンズの新作が展覧できる。

JAMAIS VU -未視感-大森 暁生展 Akio Ohmori Exhibition 2016
会期 2016年7月13日(水)-19日(火) 午前10時-午後8時
    ※最終日は午後4時閉場
会場 横浜タカシマヤ7階 美術画廊
    横浜市西区南幸1丁目6番31号
    TEL(045) 311-5111

Ohmoriakiocanyouseetheshadeyokotaka


Oomoriakiotakashimaya2016

2016.07.06

メアリー・カサット展 MARY CASSATT Retrospective

Photo
《眠たい子どもを沐浴させる母親》1880年 油彩、カンヴァス 100.3×65.7cm、ロサンゼルス郡立美術館蔵
Digital Image © 2015 Museum Associates / LACMA. Licensed by Art Resource, NY

 印象派を代表するアメリカ人女性画家メアリー・カサット(1844-1926)の、国内では35年ぶりの大回顧展が、横浜美術館(横浜・みなとみらい)で開催されている。

 21歳の時、画家をめざしてアメリカからパリに渡ったカサットは、古典絵画の研究から出発するが、エドガー・ドガ(1834-1917)から誘われ、印象派展に参加することになる。

 女性の職業画家がまだ少なかった困難な時代に創作活動を続けたカサットの生涯を、慈愛に満ちた母子像や明るい色彩の女性像を通して、知ることができる。

 本展では、カサットの油彩画やパステル画、版画、エドガー・ドガやベルト・モリゾ(1841-1895)など交流のあった画家たちの作品、さらに画家が愛した日本の浮世絵版画や屏風絵など併せて合計約100点が展覧できる。

メアリー・カサット展 
MARY CASSATT Retrospective

会期 2016年6月25日(土)-9月11日(日)

会場 横浜美術館
    横浜市西区みなとみらい3-4-1
    http://yokohama.art.museum/

休館日 木曜日 ※ただし2016年8月11日(木・祝)は開館             

開館時間 10時-18時(入館は17時30分まで) 
 ※夜間開館:2016年9月2日(金)は20時30分まで開館(入館は20時まで)

観覧料 一般1,600円/大学・高校生1,100円/中学生600円
     小学生以下無料/65歳以上1,500円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
 ※ほかに割引制度あり。詳細は特設サイトまで。

特設サイト http://cassatt2016.jp/

主催 横浜美術館 NHK NHKプロモーション 読売新聞社
後援 横浜市
助成 駐日アメリカ合衆国大使館 テラ・アメリカ美術基金
協賛 大日本印刷
協力 全日本空輸 日本貨物航空 横浜高速鉄道株式会社 横浜ケーブルビジョン
    FMヨコハマ 首都高速道路株式会社

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

S
《バルコニーにて》1873年 油彩、カンヴァス 101.0×54.6cm フィラデルフィア美術館蔵
Courtesy of the Philadelphia Museum of Art, Gift of John G. Johnson for the W. P. Wilstach Collection, 1906

 1872年秋から約六か月間にわたるスペイン滞在中に訪れたプラド美術館で、ベラスケスと、とりわけセビーリャを代表するムリーリョに魅了された。《バルコニーにて》(1873年)は、セビーリャ滞在中に制作され、カサットは、本作で初めて男性像を描いたと述べている。

Photo_3
エドガー・ドガ《踊りの稽古場にて》1884年頃 パステル、紙(厚紙に貼付) 39.9×73.0cm ポーラ美術館蔵

 印象派を代表する画家エドガー・ドガは、サロン(官展)に出品されたカサットの作品に目が留まり、ドガはカサットを印象派へ参加するよう誘う。ドガはカサットをモデルとして作品制作を行っている。

Photo_6
《手紙》1890-91年 ドライポイント、アクアチント 34.6×22.5cm アメリカ議会図書館蔵
Image courtesy of the Prints & Photographs Division, Library of Congress


Photo_5
《沐浴する女性》1890-91年 ドライポイント、アクアチント 36.7×26.8cm ブリンマー・カレッジ蔵 Courtesy of Bryn Mawr College

 円熟期を迎えた1890年代に、カサットは浮世絵からインスピレーションを受けて多色刷り銅版画を制作している。メトロポリタン美術館に所蔵されているハヴマイヤー旧蔵の浮世絵版画の多くは、カサットが収集に関わっている。

S_2
《母の愛撫》1896年頃 油彩、カンヴァス 38.1×54.0cm フィラデルフィア美術館蔵
Courtesy of the Philadelphia Museum of Art, Bequest of Aaron E. Carpenter, 1970

 カサット特有の身体の量感表現で、母と子の触れあいを描いた《母の愛撫》(1896年頃)をはじめ、母のたくしまさと子どもの生命力を感じさせる母子像の作品群は、本展の魅力のひとつだ。

 関連イベントとして、シンポジウム(7月31日)、学芸員によるギャラリートーク(7月8日、8月5日、9月2日)、夜の美術館でアートクルーズ(7月13日、8月27日)などが用意されている。詳細については、特設サイトもしくは横浜美術館HPまで。

 メアリー・カサット展と同時開催されている横浜美術館コレクション展(2016年度第1期)では、世界コロンブス博覧会(1893年、シカゴ)でカサットが壁画を描いた婦人館に出品された女性画家渡辺幽香(1856-1942)の《幼児図》(1893年)が紹介されている。幽香は、初代五姓田芳柳(1827-1892)の娘で、草創期の洋画家、五姓田義松(1855-1915)の妹である。同コレクション展は、渡辺幽香をはじめ、上村松園、片岡球子、桂ゆき、田中敦子、福田美蘭、石内都、内田あぐり、遠藤彰子、辰野登恵子、松井冬子などの様々な分野の女性作家の作品を紹介している。
※企画展とは別観覧料。但し、企画展観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展も観覧できる。

メアリー・カサット展図録
Mary_cassatt_catalogue_yokobi_2016
2016年 NHK/NHKプロモーション刊
A4変形 約270×220×20mm
216ページ
全出品作品112点カラー収録
価格2,300円(税込)
横浜美術館ミュージアムショップにて販売中

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »