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2016.05.27

「ヨコハマトリエンナーレ 2017」開催概要決定!

 2001年開催から来年で6回目を迎える「ヨコハマトリエンナーレ2017」の開催概要が発表された。

 第6回展は、過去の開催実績を踏まえつつ、次なるステージへと進むべく、国際展の今後のかたちやさらなる可能性を探求し、視覚体験に限定されない「対話・議論」と「共有・共生」の場づくりを目指す。

「ヨコハマトリエンナーレ2017」開催概要

名 称 ヨコハマトリエンナーレ2017
会 期 2017年8 月4 日(金)から11 月5 日(日)まで ※第2・4 木曜日休場
開場日数 88 日間
主会場 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
      横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1-1-1)
主 催 横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、
     横浜トリエンナーレ組織委員会
ディレクターズ 逢坂恵理子、三木あき子、柏木智雄

 開催にあたって構想会議が設けられ、そのメンバーには、ジャンルや世代を超えた9名(内、本展ディレクター3名)の専門家が参加する。メンバーは下記の各氏。

スハーニャ・ラフェル(Suhanya RAFFEL)
ニューサウスウェールズ州立美術館副館長
兼コレクション担当ディレクター

スプツニ子!(Sputniko!)
現代美術家
マサチューセッツ工科大学メディアラボ助教

高階 秀爾(TAKASHINA Shuji)
美術史家、大原美術館館長、東京大学名誉教授

リクリット・ティラヴァーニャ(Rirkrit TIRAVANIJA)
現代美術家、コロンビア大学美術学部教授

鷲田 清一(WASHIDA Kiyokazu)
哲学者、京都市立芸術大学学長、せんだいメディアテーク館長

養老 孟司(YORO Takeshi)
解剖学者、東京大学名誉教授

 本展のディレクションには下記の各氏が担う。

逢坂恵理子(OSAKA Eriko) 横浜美術館館長
三木あき子(MIKI Akiko) キュレーター
柏木智雄(KASHIWAGI Tomoh) 横浜美術館副館長、主席学芸員

2016.05.21

マティスが認めた日本人画家 ─歿後20年─ 青山義雄展

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 青山義雄は、1894年に神奈川県で生まれ、2016年に没する。日本水彩画研究所で、木下藤次郎らから学ぶ。27歳で渡仏し、アンリ・マティスに師事した。没後20年にあたり、最晩年の10年を過ごした茅ヶ崎の地で展覧会が開催されている。

マティスが認めた日本人画家 ─歿後20年─ 青山義雄展

会期 2016年4月3日(日)-6月5日(日)

会場 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
    茅ヶ崎市東海岸北1-4-45

展覧会チラシpdf

  

鴻池朋子展「根源的暴力」

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第22回 神奈川国際芸術フェスティバル
鴻池朋子展「根源的暴力」

会期 2015年10月24日(土)-11月28日(土) 
    10:00-18:00
会場 神奈川県民ホールギャラリー
    横浜市中区山下町3-1
    ℡ 045-662-5901(代)
    http://www.kanakengallery.com/
入場料 一般700円 / 学生・65歳以上500円 / 高校生以下無料
      ほかに団体料金等あり
主催 公益財団法人神奈川芸術文化財団
企画協力 一般財団法人 セゾン現代美術館
助成 芸術文化振興基金
ゲストキュレーター 坂本里英子(セゾン現代美術館学芸員)
協賛 株式会社 資生堂
協力 秋田県立博物館、VOLCANOISE
音響デザイン 小島ケイタニーラブ、伊藤豊(イトウ音楽社)

展覧会について(神奈川県民ホールギャラリーウェブサイトより)

 鴻池朋子は、2009年の個展以降、様々なグループ展や海外展に参加、アメリカ(サンフランシスコ)での初個展を開催、パブリックアートの制作(ワテラス/淡路町、サンポート港南 港区児童公益施設)、一昨年には日経日本画大賞を受賞、そして数年前から継続的なプロジェクトを秋田県で行うなど活動の幅は非常に広く、常に新たな視点でつくることの可能性を開拓している作家です。

 2011年3月11日の震災以降、自然の驚異にさらされた私たち人間の在り方を、鴻池は見つめ続けてきました。2012年から始めた秋田県での「東北を開く神話展」、「美術館ロッジプロジェクト」、近年の「物語るテーブルランナー」などの活動は、土地の地形、風土、人間のエネルギー無しには語ることはできません。数ある地域型イベントとは一線を画す、本当にこの場でなくてはならないものを見出し、そこに血を通わせるような活動は、私たちのアートの見方、感じ方を根本から揺るがします。それは、人間や自然そのものの存在を揺るがすことにも繋がるでしょう。

 本展は、一作家の個展という枠を超えて、作家や作品と共に私たちが再生する物語であり、つくることを通して、これからの人間の在り方を模索し観客と共に考えていくものです。

鴻池朋子(こうのいけ ともこ)
 東京芸術大学日本画専攻卒業後、玩具と雑貨の企画、デザインの仕事に携わり、その後絵画、彫刻、アニメーション、絵本などの手法を駆使したインスタレーションで現代の神話を描き続けています。近年では個展2006年「第0章」大原美術館、2009年「鴻池朋子展 インタートラベラー神話と遊ぶ人」東京オペラシティ、鹿児島県霧島アートの森 、2014年ウェンディ・ノリスギャラリー(サンフランシスコ)などの他、2006年アヴァロフ美術館(ギリシャ)、CCP(オーストラリア)、2008年広州トリエンナーレ(中国)、2010年釜山ビエンナーレ(韓国)、ドレスデン州立美術館(ドイツ)等のグループ展、ワークショップも国内外で多数行われています。秋田では「東北を開く神話展」、「美術館ロッジ」、「物語るテーブルランナー」などの継続的なプロジェクトを行っています。

作家ステイトメント「根源的暴力」
 2009年の東京オペラシティの大規模な個展『インタートラベラー 神話と遊ぶ人』から現在に至るまでの6年間、そして3.11の震災から私は、明らかに変容する自身の身体感覚と日本人全体の意識の変化を敏感に感じとり、積極的に美術の外に移動し、東北の山村を歩き、人類学、民俗学、考古学の方々と対話し、中心から周縁にある物語を丁寧に収集する旅をしてきました。そして現在も人間と野生の境にある秋田県森吉山避難小屋での『美術館ロッジ』や、歴史には記されない現代の民俗を記録する『物語るテーブルランナー』プロジェクト、一方、開発と地形の問題からパブリックアートの制作を続けています。まさに現代は近代以降に輸入された美術から、確実に転換期にいるといってよいでしょう。今回の展覧会ではこれまでの体験を糧とし、またかつての狭義的な美術神話を脱し、人間が地上に出現し、言葉を獲得し、山を出て文化を形成した素朴で力強い場所まで立ち戻り、なぜ人間は自然を侵犯し文明をつくるのか、その根源的暴力について、ものをつくるたった一人の手から考えます。
今回私は過去の作品を全て精算し、一から技法を習得するように新たな素材や表現に取り組みました。牛皮を縫い合わせてつくられた20数メートルに及ぶツギハギの皮画面に描かれる絵は、「絵画」という概念を一度ぜんぶ裏返し、その内蔵を外気にさらす試みです。またたくさんの原始生命のような粘土たちは、博物館から借用する旧石器時代の石器、呪具類と同列に並べ、人間の経済的活動に収集されない純粋贈与とアートとの関係を探ります。アートコンプレックスでは人間の音「声」に注目し、動物の鳴き声から言葉への変容を実験したいと思います。そして、サイエンス(科学)フィクションを読み過ぎた大人たちの影で、秘かに息づいてきた、「おとぎ話」オーラル(口伝)ワンダーテールが会場全体に通奏低音となって響き、かつて山にいた頃の人間の痕跡を赤裸々にしてゆきます。このように私の最近の行為は、美術の外へ、まるで文明から山という野生へ還ろうとする一匹の動物のようです。今回はその人間としての大きな矛盾に、全新作をもって全力で挑む所存でおります。
ここ数年間、今ほど私たちは自然の驚異を痛感させられる時はありませんでした。特に震災後の原発問題と放射能による目に見えない世界という異界と関わることは、「視る」ということが次の領域に入ったということを感じざるをえません。例え作家が変わらなくとも、確実に観客の眼は変わっています。それは日本だけではなく、地球規模で変革期を迎えていることであり、人間が野生とどのように対話してゆくのかを世界中で悩み探っています。アートは絵画や彫刻という形式でもなく、また美しさ、新しさという方向のベクトルだけでもない、重層的で矛盾する人間特有の表現であり、誰にでも存在する位相です。またアートは辺境の地の町興しという方便でもありません。人間がものをつくり生きていくということは、自然に背く行為であり、根源的な暴力です。この展覧会は、その根源的暴力を正面から見つめ、 なぜ人は“つくる”のか、というアートの根本的な問いに、考え、悩む展覧会にしたいと思います。
鴻池 朋子

◆関連企画
・鴻池朋子展「根源的暴力」× Art Complex 2015
 異界婚姻譚〜同じものではいられない
【出演】山川冬樹(ホーメイ歌手、アーティスト)、鴻池朋子
【監修】村井まや子(神奈川大学教授/おとぎ話、比較文学)
【日時】11月21日(土) 19:00開演
【会場】神奈川県民ホールギャラリー 第5展示室
【料金】一般2,500円 学生2,000円 全席自由・入場整理番号つき
※10月3日(土)発売開始
※公演当日に限り本チケットで展覧会入場可

・鴻池朋子 アーティスト・トーク
【司会】坂本里英子(本展ゲスト・キュレーター、セゾン現代美術館学芸員)
【日時】11月7日(土) 14:00~
【出演】鴻池朋子
【会場】神奈川県民ホールギャラリー展示室
【料金】無料(要展覧会チケット)

・トークセッション「新らしき動物たち~アート神話の解体」
【日時】11月23日(月・祝) 14:00~
【出演】石倉敏明(秋田公立美術大学講師/芸術人類学)、吉川耕太郎(秋田県立博物館 主査兼学芸主事)、鴻池朋子
【会場】神奈川県民ホールギャラリー展示室
【料金】無料(要展覧会チケット)
* 予約不要:当日入場券にて参加可
* 参加多数の場合は入場制限あり

展覧会チラシPDF

巡回展情報(更新日2016/5/21)
bus 2016年7月9日(土)-8月28日(日)
群馬県立近代美術館
bus2016年12月17日(土)-2017年2月12日(日)
新潟県立万代島美術館

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